2013-07-29

[Introduction] 脚本・主演をつとめるミンディ・ケイリング(Mindy Kaling)

Mindy Kaling (Timesより)
Mindy Kalingは、US版 the Officeの脚本家として有名です。まだ無名に近いながらも、ある人物とのめぐり合わせにより、この仕事を得ることができたそうです(後述のエッセイによる)。

the Officeはスティーブ・カレルが主演(S1-S7で降板)、その後シーズン9まで続いた大人気コメディドラマです(2005-2013)。本ブログにいらっしゃった方にもファンの方がいらっしゃることと思います。
この番組を経て、さまざまな人脈を気づいてきたことが、the Mindy Projectで証明されています。というのも、ゲストにthe Officeのメンバーや、Saturday Night Live (SNL) 出身者など、旬のコメディ俳優がたくさん出てくるのです。

Mindyの生い立ちは、彼女のエッセイ、"Is everyone hanging out without me?-and other concerns"という本で詳しく知ることができます。

物心ついた頃から、Chubby(ぽっちゃり系)だったこと、家族、初恋、高校生活、大学で知り合った親友たち、エンターテイメント業界で働くことを夢見て、ニューヨークへ移り住んだ20代前半、そしてMatt & Benという劇がTime magazineに取り上げられ、the Officeのライターに採用。これらのトピックをユーモラスに書いています。一見、つらかったり、恥ずかしかったりするような出来事も笑いに昇華されているので、読んでいて前向きになれる作品です。10代~20代の女性は共感できるところが多いのではないかと思います。
Mindy の魅力の一つに、そうした前向きさがあります。人種や体型の壁も軽々と飛び越えて、おしゃれで魅力的な装いは、自分を肯定的にとらえられるからこそ。美人ですし。
仕事ぶりについては、共演者のChirs Messinaによれば、脚本、主演を務めるMindyで、Mindyの番組ではあるけれど、彼女は同時にみんなの意見を取り入れる人でもあるとのこと。

the Mindy Projectは、肩の力を抜いて観られるユーモアのあるコメディです。未見で関心を持たれた方は、youtubeのプロモーション画像や、DVDをぜひご覧になってください。



2013年のVanity FairのJudd Apatow’s Comedy Portfolioで注目のコメディアンとして取り上げられ、 Times誌の世界でもっとも影響力のある100人に選ばれるなど、注目が高まっています。


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