Indiewireという映画情報サイトの記事"Tribeca: Why 'The Mindy Project' Star and 'Alex of Venice' Director Chris Messina is the Real Deal"によれば、批評家や観客の反応はおおむね好評だったようです。以下かいつまんで意訳。
弁護士のアレックス (Mary Elizabeth Winstead) は、家庭を支えていた専業主夫のジョージ(Chris Messina)が突然いなくなることをきっかけに、新たな人間関係(息子、父、職場)に直面し奮闘する…と言うようなあらすじ。
二つのドラマ(the Newsroomとthe Mindy Project)を掛け持ちし、忙しくする中で、映画は落ち着いたペースで撮ることにし、仲間とともに脚本を完成させた。監督の準備として、"ハンナとその姉妹"、"クレイマー、クレイマー"、"All the Real Girls"、ハル・アシュビーやロバート・アルトマンの作品を見たという。これらの作品は彼自身が俳優になりたいと思うきっかけになったもので手本になったが、似たようなカットが自分の監督作にもあるかもしれないと指摘する。ベン・アフレックやサム・メンデスなどの監督たちに助言も求めた。初監督作には直したい点がたくさんあるが、次回作の予定が決まっている。ニューヨークを舞台にした、消防士が主人公の話だそうだ。
最後のほうで、"Looking back at his first time directing, Messina identified the best thing that he did was to stay out of the actors' way while "the number one dumbest thing" was to juggle two jobs at once."-監督業を振り返り最も良かったのは、二つの仕事を掛け持ちするという最悪の事態から逃れられたこと-と述べていて、よっぽど、二つのドラマの掛け持ちが大変だったんだなあと思いますが、その出演の傍らで監督業を地道に進めることができているのもすごいことです。
撮影風景 |
ちなみに、メッシーナが演技を絶賛しているアレックス役のMary Elizabeth Winsteadはファミリー・アゲイン(A.C.O.D.)でローレン(主人公の彼女)を演じています。以下はAlex of Veniceに関するインタビュー記事のリンクです。
Q&A with Mary Elizabeth WinsteadThe actress on navigating the industry’s murky waters, Ellen Burstyn, and Chris Messina’s directorial debut Alex of Venice. |
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントは管理人が確認してから公開されます。
公開を希望されない方はその旨明記してください。